加熱式たばこ販売数は年間28億本「日本たばこ産業」2018年本決算

加熱式たばこ販売数は年間28億本「日本たばこ産業」2018年本決算

日本たばこ産業

「日本たばこ産業」(証券コード:2914)、通称「JT」の2018年度通期決算が発表されました。

日本のたばこ産業を支えてきた「JT」

JTの設立は1985年で、当時たばこ独占製造権と塩の先買権を所有していた日本専売公社の一切の権利義務を承継したのが始まりです。設立当時は塩の販売も行なっていました(1997年塩専売制度廃止に伴い終了)。

現在も全株式の約1/3は、「日本たばこ産業株式会社法」に基づき、財務大臣が所有しています。1994年、東京、名古屋、大阪の証券取引所市場第一部で上場しました。

JTの打ち上げは2兆円を超える規模

2018年の売上は2.2兆円で3年ぶりの増収となりました、営業利益は5,650億円で横ばいに推移し、営業利益率は25.5%です。なお、JTはIFRSを導入しているため、売上高はたばこ税を差し引いた額を開示しています。フィリップモリスなどの売上高(約8兆円)と大きな乖離があるのは、米国基準では税込みでの売上計上を認めているためです。

売上の59.2%を海外たばこが占める

JTはどのようにして2.2兆円もの売上を稼ぎ出しているのでしょうか。


ここから先は有料コンテンツとなります。ご登録いただくと、次のような内容をお読みいただけます。

海外たばこ事業の売上が◯.◯兆円。◯◯◯、◯◯でシェア1位
国内たばこ市場は20年で◯◯
男性の喫煙者率は◯◯%から◯◯%に

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン