今回は、風力発電タービンの開発・製造を行うデンマーク企業「Vestas」(ティッカーシンボル:VWS)についてまとめていきます。
まず世界の自然エネルギーの現状について確認してみます。
世界の発電量に占める自然エネルギーの割合は24.5%で、その内水力が16.6%を占めています。
次いで風力が4%、バイオマスが2%、太陽光が1.5%となっています。
日本で再生エネルギーと聞くと、太陽光を思い浮かべる人が多いかと思いますが、世界的に見ると風力が主流となっていることが分かります。
今回紹介する「Vestas」は風力発電タービンの市場において世界シェアNo.1を誇る企業となっています。
Vestasの設立は1898年で、当初は鍛冶屋でした。
その後、窓枠、キッチン用品、農業用機器、水圧式クレーンと事業を次々と変えていきます。